宮城県仙台市K様邸/新築外構

ぬめっと輝くコンクリート打ちっ放しの壁

宮城県仙台市K様邸 新築外構

 

 

シンプルなデザインが主流となっている近年の外構エクステリア。

家自体のデザインが洗練されているので外構のデザインは主張を抑え控えめにしバランスを重視します。

コンクリートの壁は、いわゆるRCと呼ばれるもの。

鉄筋を縦横に編んだ型枠の中に生コンクリートを流して固めます。

10円玉のような丸いドットはピーコンと呼ばれるセパレーターの跡。これが型枠の内幅を一定に保ってくれています。

RCの壁は、ブロックを積み重ねたものと比べ耐震強度が抜群。

 

 

片側柱のカーポート。

天井が貼ってあるクールなカーポートSC。

ダウンライトも仕込めます。

 

 

栗みたいなデザインのポストはディーズガーデンのマルン。

色ムラが現れるように塗った撥水コートの壁とともに発する有機的なエネルギー。

打ちっ放しコンクリートなのに温かな表情を見せてくれます。

 

 

壁の手前に植えた樹木は落葉樹のアオダモ。

山に自生している雑木です。

下方からアッパーライトで暗闇にその姿が浮かび上がり夜が楽しみな植え方です。

 

まだらに白い幹、そして幹の伸び方がその特徴です。うっそうとした山中では周囲の樹木に負けて光合成ができない為、とにかく幹を上方に伸ばしできるだけ上方に葉を出し光合成するのです。それでこの樹形が生まれます。