宮城県多賀城市S様邸/新築外構

自由に異国を感じよう

 

宮城県多賀城市S様邸/新築外構

 

住宅のデザインが様々であるように、それに合わせる外構や庭のデザインももっと自由でいいと思います。

純和風の住宅はあまり見なくなり、そもそも和風か洋風かに二分すること自体がもはやナンセンスな時代。

 

ということで。北欧風の住宅に印象的なオレンジ色の瓦チップをたっぷりと敷き詰めました。

ホームセンターなどで入手できる袋に入った“レンガチップ”はレンガを粒状に砕いたモノ。レンガも瓦も元々の素材は同じ土。粘土を生成し焼いて出来上がった製品です。

広い面積に敷く際には瓦チップを選んでいます。古い家屋を解体した際の瓦をリサイクルしたものが瓦チップ。ダンプ1台単位で購入するのですがその価格は川砂利と同程度。

瓦を留める釘が混ざっているので、リサイクル工場では磁石で釘を取り除いています。それでも庭に敷く際に稀に混ざっているので、見つけた分は取り除きますが、それをご理解いただいた上での使用となります。

 

白いフェンス。

温かみを感じる樹脂製で表面はややマットな仕上がりの製品。

柱の先端が特徴的で、丸みを帯びた三角錐。元々は木製の柱だった時代に飾りとして彫り込んだりしたものを再現したものです。

フェンス自体はシンプルなデザインで上下2本の梁と縦格子の組み合わせ。梁は猫が歩けそうな幅がありますが、柱の三角錐を上手く跨げるのかな~とか考えたり……

住宅の窓枠の白に合わせています。

 

法面をフワッと包み込んでいる芝は天然芝。

 

ポストも白。上段は郵便ポストで下段は宅配ボックス。

フィンランドにあるbobi社の製品で人気あります。

同じ白でも限定販売の“ムーミン”モデルもありますのでチェックしてみてください。

 

駐車場のコンクリートには落ち葉を散りばめてみました。

鉄平石を一枚一枚ダイヤモンド状にカットし落ち葉に見立てています。

 

一枚目の写真に戻ってご覧ください。

なんとメッシュフェンスが“赤”なのですよ!