新築外構設計時のポイント

新築外構設計時のポイント

 

宮城県仙台市M様邸/新築外構お庭工事/ウッドデッキ/目隠しフェンス/宅配ボックス

 

 

設計時に記したメモ書きデータを発見しましたのでそのまま掲載します。

以下、M様邸外構設計時のポイント(メモ書き)

 

~北洲ハウジング アルザスシリーズ~

北洲の家のシンボルとも言うべき大屋根。三角形を組み合わせた片入母屋の屋根は左右非対称。モデルとなったのは国宝の茶室『如庵 じょあん』。日本の端正な建築物と北欧の大屋根を融合させ、二つの美を継承して誕生したアルザスシリーズ。水平方向の長い軒のラインが醸し出すゆったりとした雰囲気と、正面の切り妻屋根の凛とした佇まい。緩と急を内包するデザインは見る人の心に強い印象を残します。

□外構デザインコンセプト ~20年後も飽きることのない洗練された空間~

・建物の意匠を引き立てるべく、極シンプルなラインと素材で構成。

・既存の土留めの水平ライン、更にデザインを決定付けるデザインフェンスの水平ラインとで構成。

・色彩は、明るめのウッドとシルバーの笠木で上質で洗練された空間を演出。

・リビングから繋がるウッドデッキは、アウトリビングの空間。

・アクセスが良く、外にもう一部屋増えた様に使える。ラグジュアリー。

・ホテルデザイン

・スペース効率を最優先したミニマルデザイン

 

□階段/アプローチ/ほか

・コンクリートの階段は踏み面の自然石を30mm程飛び出させることで質感をUP。

・露出するコンクリート側面はコーティング処理を施し、汚れ防止と質感UP.

・階段を上りきった敷物は駐車場と同素材で質感を統一。白御影のピンコロで控えめな変化を。

・宅配ポストは玄関に近い位置

・デザインフェンスと一体化したウォールは門塀として機能。スポットライトで階段を照らす。

・門塀脇と階段下のシマトネリコでバランスを整え、足元にはアクセントのピヤリとポールライト。

 

 

 

□デッキ/デザインフェンス

・デッキは南側のスペースのほとんどを覆いつくす大ぶりな物。

・人工木デッキは扱いやすい

・南側境界に目隠しフェンスを設けている為、デッキのフェンスには目隠し機能を与えない。

・デザインフェンスの笠木はW120とワイドにし質感をUP。Hは1400

・サツキの植込みは通過を防ぐと共に落ち着いた空間に。

 

□目隠しフェンス/フェンス

・南面はデッキからの眺めを考慮し、隣地駐車場を隠す。既存RC+1000、隙間10mm横板180mm

・西面は隣接する駐車場からの視界をシャットアウトすると共に排気ガスを緩和。

・西面フェンスはH2150。隣地よりH1750mm程度。

・北東角は既存RC+CB1段+メッシュフェンスT-8

 

 

 

□駐車場

・南側境界のRC塀は90㎝程度カットし地先ブロックで仕切る。

・バックでの駐車時に車両が接触しない動線を確保。

・インターロッキングのボーダーパターンが、水平ラインを強調する。

□その他

・家の周囲は植栽スペースを除き全て防草シート入りの三分砂利(デッキ下含む)

・東側既存RCは古い箇所を洗浄。

・物置はデッドスペースとなる北東角に設置

・接する道路幅が狭いので、車両の切り返しには駐車場に十分な奥行が必要。

・よって物置は駐車場に設置せずに北東角に。