3枚の壁がつくるBasic Modern
3枚の壁がつくるBasic Modern
宮城県仙台市 S様邸
2トーンのシンプルなS様邸。部分的に使われたホワイトによって清潔感も漂います。
ベーシックテイストのエクステリアを合わせ、ハイセンスでまとまりある空間に仕上がりました
厳選した各素材の表情が主張します。
![](https://www.g-land.jp/cms/wp-content/uploads/2018/06/20121129_236171.jpg)
計3枚ある打ちっ放しの壁は板目仕上げで、コンクリートに木の素材感を与えました。
美術館建築に見られるような現代的な雰囲気を放ち、横に伸びる板目のラインは
全体にワイドでゆったりとした印象を作ります。
![](https://www.g-land.jp/cms/wp-content/uploads/2018/06/20121129_236172.jpg)
道路と平行に並んだ2枚の壁は前後方向に数十センチほど離してあり、奥行き感を出しています。
間に植えたオリーブは壁に有機的な影を描き、それぞれの機質の差が強調されています。
![](https://www.g-land.jp/cms/wp-content/uploads/2018/06/20121129_236174.jpg)
アンティークレンガとハードウッドから成るフラワーボックスは、ハードウッドがシルバーグレーに
変化することでさらに渋さを増します。
また、通常の組積用レンガは上下に厚みがありますが、ここではワイドな門壁に合わせて
厚みのないレンガを積み上げました。横のラインが長く、洗練された印象となります。
足元の白い砂利の中にも同様の黒レンガを敷き、パターンによる舗装のアクセントもつけました。
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手前の壁の左端に埋め込みタイプのポストと表札を取り付けました。これも幅広のアイテムです。
夜間はLEDライトのバーが上から表札類を照らします。
(後日、夜間の様子もアップ予定)
アプローチと平行に並ぶ壁は3本のスリットを入れています。板目が作る横方向ラインとの調和、
光と影のコントラストの美しさが光ります。
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アプローチと平行に並ぶ門壁には、フラワーボックスと対応させるように黒レンガを積みました。
数十センチ壁より奥にずらしたレイアウトで「間」を取っています。アプローチ自体も
中間のスリットでクランクさせてあります。四隅には黒のピンコロ石を配置しました。
![](https://www.g-land.jp/cms/wp-content/uploads/2018/06/20121129_236176.jpg)
アプローチ部分の砂利とお庭の砂は黒レンガを使って仕切り、それに合わせて
薫り高いラベンダーとローズマリーを植栽しました。
アプローチを通る際に香りをまとうイメージで・・・
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タイルのテラススペースは玄関ポーチと同じ素材でフラットなるようにつなげました。
玄関側の階段からの出入りや自転車の運搬などがスムーズになることで、
より使い勝手のよいスペースとなることが期待できます
手前に見えるのは枕木風のコンクリート平板で、飛び石のように配置してお庭内の移動を
サポートします。
![](https://www.g-land.jp/cms/wp-content/uploads/2018/06/20121129_236180.jpg)
プライベートな空間を確保するため、境界には目隠しのフェンスを設けました。
ディーズガーデンのアルファウッドというアイテムで、樹脂製ながら本物の木の
質感をリアルに再現した優れものです。
![](https://www.g-land.jp/cms/wp-content/uploads/2018/06/20121129_236181.jpg)
敷地内から見ても美しい板目のコンクリートは凛とした空気を作っています。
右手に写るアオダモの木肌のグレーは空間によく馴染み、3mの樹高で存在感を放ちます。
春になりアプローチの脇で次第に鮮やかな緑の葉が揺れるのを待ちましょう
この位置から後ろへ振り返ると駐車場があります。
![](https://www.g-land.jp/cms/wp-content/uploads/2018/06/20121129_236183.jpg)
駐車場には形や大きさの異なる鉄平石を散りばめてアクセントをつけました。
木の葉が散っているように見えます
コンクリートの形状は駐車の際の目安となるよう建物に合わせてあります。
ホワイトのフレームのカーポートは建物のサッシと合わせてコーディネートして
空間をまとめています。