外構お庭の施工例 目隠しフェンスとコンクリート杉板打ち放し

目隠しフェンスとコンクリート杉板打ち放し

宮城県名取市C様邸 お庭のリフォーム・リガーデン・リノベーション

 

 

庭の南境界面を和モダンテイストで目隠しされたいとのご要望をいただきました

 

ベースとして割栗石を敷いたロックガーデンが既にあり、そこに調和が取れるように和モダンテイストのテクスチャを選定して背景を設えるイメージです。

 

 

施工前

庭の南面に向かい合うのは隣家の北面。1Fの北面にはトイレやお風呂場・脱衣場が位置することが多く、お互いのプライバシーを考慮して境界に目隠しフェンスを設置するケースが多いです。

今回は目隠しを兼ねたお庭の背景を、和モダンテイストで演出しています。

 

 

 

 

メインとなるコンクリート杉板打ち放しの壁。

板目の凹凸がリアルに映し出されたコンクリート打ち放しの壁は、ブラックに縁取ることで輪郭がくっきりとしモダンな印象を与えてくれます。杉板で型枠を組みそこに生コンを流し込んで作成しますが、今回C様宅では、その模様がラッピングされた厚さ数ミリのボードを使用しました。作業スペースや作業手間などの施工が容易で骨組みを含め二日で組み上げることができるので、工期の短縮とそれに合わせて騒音や振動も最小限で抑えることができます。

ラッピングのプリントもかなり精巧で、実際に触れてみないと真偽が判別できません。今回使用した杉板コンクリートの他にも何十種類ものパターンがあり、様々な空気感が演出可能です。

足元には人工芝を敷設。

 

 

 

隣家1Fの窓にかからない箇所は、隙間の空いた目隠しで空気の流れと軽快感を。

ブラックの細格子の隙間にレッドシダーの木目がラッピングされた格子をアクセントで挟むことで生まれる躍動感。

手前に植えられたアオダモも引き立ちます。