熟成されたボルドーが今、開きました

熟成されたボルドーが今、開きました
仙台市泉区 O様邸
CIMG1127.JPG
仙台市泉区O様邸の外構リフォームです。
差し色のボルドーが北欧風デザインの建物を引き立て、
異国の香りが漂う空間となりました。

ビフォー
CIMG8762.JPG
白いタイル仕上げのエントランス。
先ずは階段に手摺を設けていきます。
階段左脇のスペースは雑草と土で構成された法面でしたので、
こちらはメンテナンスフリー化し、ポストとサインを新設していきます。

CIMG1119.JPG
階段に新たに設置したホワイトパインの手摺。
左脇の法面は造形の深いRIB を用いて土留めとし、
笠木にはハードウッドのウリン材を載せました。

CIMG1123.JPG
新設した門柱は、高さ2.4mの枕木一本勝負!!
鉄道のポイント切り替え箇所に使用するスペシャルな枕木です。
枕木には切り文字のサインとポストを取付け、オリジナル機能門柱の出来上がり~。
雑草と土で覆われていた足元にはマーブルの砂利を敷き詰めました。
下層には防草シートも敷いていますので、雑草を抑制できます。
防草シートには土と砂利が混ざ合うことを防止する効果もあるのですよ。

CIMG1135.JPG
青空と流れる雲の白い帯
CIMG8791.JPG
曇り空
ビフォー

CIMG8778.JPG
駐車場に面した南向きのお庭。
法面により制限されていたお庭のスペースを、土留めを設置し拡張していきます。
同時に、外からはリビングまで丸見えの状態でしたので、目隠しのフェンスも設置していきます。

アフター
CIMG1127.JPG
デザインするにあたり、まず最初に浮かんできたキーワードは『ボルドー』。
北欧風の家には、差し色としてのボルドーが似合いますね。
南欧風には、くすんだ水色やネイビーのアクセント。
ヨーロッパの街並みには、建築やストリートにそのような差し色が効果的に存在しています。
家の窓枠が水色にペイントされたいたり、広場のベンチはネイビーだったりと、
オーセンティックな街並みの一部を形成しているのが、この差し色。

CIMG1128.JPG
駐車場のコンクリートに接している既存のRIBと、
その奥に新設した同じ模様のRIBは、笠木をウリン材で統一しました。
玄関脇も同じデザインです。
縦に凹凸のある造形のRIBと縦格子のフェンスのパターンとのマッチングの妙は、
目から鱗の発見でした。
フェンス脇にはアンティーク調のレンガで階段を新設しています。

CIMG1132.JPG
土留めとして新設したRIBは既存のRIBの上に積み重ねはしませんでした。
アンカーでの接続は土圧が掛かり土留めとしての強度が不足するため、
セットバックし基礎から新設して積み上げています。
結果として、2列のRIBの間には適当なサイズの植栽スペースを造ることができました。
そこにハーブやヒースなどの特徴的な葉色の草木を植えて彩ります。
グレイのRIBとボルドーのフェンスのみの組合せでは、
双方の質感が混ざり合わずに、どこか違和感を覚えることとなりますが、
間に設けたウリン材の笠木と草木の葉色の効果で、空間に一体感が生まれます。

CIMG1135.JPG

 

細部にこだわった庭のデザインが得意なG-landでは、お見積りが無料です!!
ガーデン&エクステリア ジーランド