庭空間は色彩で決まる

庭空間は色彩で決まる

宮城県柴田町M様邸/新築外構/おしゃれな庭/人工芝/ラベンダー色の人工芝

 

 

近頃の外構やお庭に求められるキーワードの第一位は『土の匂いがしない庭』でしょうか。

面倒な草むしりから解放されたい、そして虫も遠ざけたい。

土の匂いがしない庭=ノーメンテンナンスな庭空間

言葉だけでは何となく冷たい印象となってしまいます...  が、そこはジーランド!!

ふんわり優し~く、そしておしゃれにまとめます。

庭に植えられた2本のツリーとその足元を覆うゴロゴロ石や草類、この限られたスペースはナチュラルゾーンとして残します。

やっぱり自然素材が目に映るとホッとしますよね。

それ以外のスペースは舗装と人工芝で土をシャットアウトし清潔感のある空間とします。

 

 

ラベンダー色の人工芝は芝桜の植えこみをイメージしてインプランし、空間のベース色である淡いベージュと相まってエレガントな印象を演出しました。

ニョキっと生えた2本のポールライトはパインウッド色をチョイスすることで、単調になりがちな空間に動きを与えてくれます。

庭の背景となるベージュの目隠しフェンスですが、柱をブラック色にすることで、おしゃれなオーガニックカフェっぽく素敵な空間に感じられるのは色彩の効果。

イングリッシュガーデンの様に草花が主体となる空間の場合は、今回のケースとは反対にベージュのワントーンで抑えて作ります。

 

 

 

 

アプローチに敷き込まれたインターロッキングの舗装は3色MIX。

各列毎に色を統一したスッキリとモダンに感じられるパターンです。

同じ色調でも、可愛らしい印象に仕上げる場合はハーフサイズの100角をランダムにMIXしたモザイクパターンを使用します。

 

 

クールな印象のダークグレーとあたたかみのあるベージュの組み合わせは結構難しいものです。

今まではどちらかのトーンで統一して空間のイメージを決定していくのがセオリーだと思っていました。

 

2トーンで抑えたこの組み合わせはおしゃれですね!