オリジナルのフレームで囲われたアウトリビング

オリジナルのフレームで囲われたアウトリビング

宮城県仙台市 T様邸 新築外構エクステリア/オリジナルブラックフレーム/オリジナル目隠し壁/コンクリートテラス/

 

ナチュラルパインと黒。少しだけ顔を覗かせる草木はあくまでもメンテナンスできる範囲に抑えて。

宮城県仙台市に新築されたT様邸の外構は、テラスを中心に設計しました。黒いアルミのフレームで囲われた入角のスペースは、リビングから繋がる恰好のテラス席。オーガニックテイストのアーバンスタイルとでも呼びましょうか。とにかく居心地の良いアウトリビングとなっています。

テラスの床はコンクリートの打ちっぱなしに防汚撥水コーティングの仕上げ。車のガラスコーティングの様に表面に光沢のある被膜が、ナイトシーンではライトの光を反射・拡散しキラキラ輝きます。もちろん滑り止めのノンスリップ加工も施しているので濡れてても安全。従来通りのタイルを貼ったテラスとはまた一味違った無機質な雰囲気が都会的。経年劣化後のメンテナンスもファンデーションで色調を整えながら重ね塗りするだけの簡単施工でリーズナブルなところも嬉しいです。

黒いフレームに備わるナチュラルパイン色の目隠し壁。素材は人工木ウッドデッキに使用されているものと同じで樹脂に木の粉が混ぜられたメンテナンスフリーの木樹脂板。側面と天端をフレームと同色の黒いアルミ素材で縁取っています。家の玄関と軒天もナチュラルパインですので統一しました。カーポートも天井がナチュラルパインのLIXILのSC。

ナチュラルパイン、黒、コンクリート、と素材の色を絞ることで、芝や草木の緑が際立ちます。いろいろな素材を取り入れてみたくなりますがデザインは我慢することが大事なのですね。

 

 

 

狭小なスペースならではの安心感というものがあります。使い道は無限大。

 

 

 

夜になるとテラスから光がこぼれてきていい感じ。外から少しだけ中の様子を窺える壁の取り回しが功を奏したのではと思います。

夏には天井にシェードが欲しくなります。