外構お庭の施工例 人工芝とウリンのローデッキ

人工芝とウリンのローデッキ

宮城県仙台市 お庭のリフォーム/ウリンデッキ/人工芝/リガーデン/外構/エクステリア

 

 

新築時に施工させていただいた外構とお庭。あれから4年が経過しノーメンテナンスな庭へとリフォームしました。

もともとあった天然芝を人工芝へと張り替えです。天然芝は水はけがとにかく重要で水が溜まる箇所は上手く育ちません。こちらのお庭は芝の面積が広いため芝表面からの排水が難しく水溜まりも発生しやすい状況でしたが、人工芝に貼り替えて改善しています。同時に芝のメンテナンスや雑草取りからも解放され、メンテナンス(ストレス) フリーな庭空間となりました。

 

人工芝とウリンデッキ

ウリンデッキは、上にテントを広げてお家でキャンプができるよう高さを抑えたローデッキとしています。2Fバルコニーの軒下から外の庭へと繋がる形状は使い方の想像が膨らみ、それを考えるのも楽しみの一つです。

 

ウッドデッキはハードウッドのウリン材です。ウリン材は木組織の密度が高く、なんとほとんど吸水しません。吸水しないということは腐食しない、腐食しないので塗装も不要。空気の入る隙間もないので水中に沈みます。とにかく硬い木材であり、ハンマーの代わりに釘が打てます。ウッドデッキを組む際に使用するビスは、ドリルで下穴を空けてから打ち込まないとぽっきりと折れてしまいます。硬すぎて蟻も寄せ付けない。

とにかく頑丈で耐久性に優れたウリン材。経年変化によりナチュラルなシルバーグレイへと変化する様が美しく、設計の段階からそれを計算してデザインしています。

ウッドデッキの素材には、2×4防腐材、人工木デッキ(樹脂デッキ)、ハードウッド(ウリン材やイペ材)、その他天然木材…と幾つかの種類があります。その中でもアマゾンの熱帯雨林で伐採されたウリン材は一番高価。リーズナブルな人工木デッキの3倍近くします。更に今後は温暖化対策による森林保護の観点から入手し難くなっていく様です。

 

天然の芝生を人工芝に変えてノーメンテナンスな庭を実現

天然の芝生を人工芝に変えてノーメンテナンスな庭を実現。人工芝はそこそこ透水性はありますが、表面排水を考慮し緩やかな水勾配をつけています。

 

 

 

 

 

人工芝とU字溝

人工芝の表面排水で十分な勾配が取れないスペースは、中央に樹脂製のライトなU字溝を設け集水/排水させています。

 

 

 

 

 

完成時のウリンデッキは赤褐色

完成時のウリンデッキは赤褐色。木材に含まれたポリフェノールの成分が赤褐色の正体です。ウリンデッキの側面に見えるシルバーのリングはワンちゃん用。

 

 

 

 

 

4年が経過したウリンデッキ 赤褐色が抜けてナチュラルなシルバーグレイへと変化しました

4年が経過したウリンデッキ。赤褐色が抜けてナチュラルなシルバーグレイへと変化しました。