石畳のある庭

石畳のある庭

 

宮城県仙台市Y様邸 ガーデンお庭のリフォーム

 

風薫るガーデンをもっと心地良く過ごせる庭空間へとリフォームしました。

 

 

ウッドデッキから続く石畳のテラス席では、ゆっくりと優雅な時間が流れます。

石畳に敷き込んだ石はfromベルギーのアンティークです。現地の石畳として使用されていた石のリサイクル品。

900mm×450mmの大ぶりの石は、Y様邸の庭にもともと敷いてあった物を並べ直したものです。

 

 

下の画像はリフォーム前の庭の様子。

土が剥き出しの箇所に石を敷いて石畳を作っていきます。

 

石畳は小ぶりの石を使用しますので、並べた際に現れる凹凸が味わい深いものです。

敷き込むパターンも色々。

今回は横目地のみ通しました。縦目地は不揃いですが整列して見えます。

 

 

下の画像はベルリンの石畳。結構適当に敷いていますが雰囲気あります。

やや小ぶりの石を使用されてます。日本の御影石の様なテクスチャです。

 

 

 

こちらもベルリンの石畳ですが、上の画像よりも大ぶりの石で色むらがあります。

 

 

 

ベルリンのストリートで石畳を施工している現場を観察しました。

石の厚みがかなりあります。100~150mm位でしょうか。土の上に置いて叩いて極めています。目地も細かな砂利の様な仕上げです。

 

 

Y様邸の石畳の構造はベルリンとは異なります。

石そのものの厚みは40~50mmで、30~50mm程のモルタルで固定します。目地もモルタル仕上げ。

モルタル層の下には100mm厚のコンクリートと、更にその下層には路盤の砕石層。

かなり強固な構造となります。

ウイスキー樽の天水桶とウッドデッキのブラックブラウン色がコントラストを強め、曖昧な表情の庭空間を引き締めてくれます。

 

 

 

 

 

 

こちらのお庭のベストシーズンは、石畳に樹木の影が長く映る秋ですね。

石畳も綺麗に浮き上がって見えます。