熟成されたボルドーが今、開きました
熟成されたボルドーが今、開きました
仙台市泉区 O様邸
仙台市泉区O様邸の外構リフォームです。
差し色のボルドーが北欧風デザインの建物を引き立て、
異国の香りが漂う空間となりました。
ビフォー
白いタイル仕上げのエントランス。
先ずは階段に手摺を設けていきます。
階段左脇のスペースは雑草と土で構成された法面でしたので、
こちらはメンテナンスフリー化し、ポストとサインを新設していきます。
階段に新たに設置したホワイトパインの手摺。
左脇の法面は造形の深いRIB を用いて土留めとし、
笠木にはハードウッドのウリン材を載せました。
新設した門柱は、高さ2.4mの枕木一本勝負!!
鉄道のポイント切り替え箇所に使用するスペシャルな枕木です。
枕木には切り文字のサインとポストを取付け、オリジナル機能門柱の出来上がり~。
雑草と土で覆われていた足元にはマーブルの砂利を敷き詰めました。
下層には防草シートも敷いていますので、雑草を抑制できます。
防草シートには土と砂利が混ざ合うことを防止する効果もあるのですよ。
青空と流れる雲の白い帯
曇り空
ビフォー
駐車場に面した南向きのお庭。
法面により制限されていたお庭のスペースを、土留めを設置し拡張していきます。
同時に、外からはリビングまで丸見えの状態でしたので、目隠しのフェンスも設置していきます。
アフター
デザインするにあたり、まず最初に浮かんできたキーワードは『ボルドー』。
北欧風の家には、差し色としてのボルドーが似合いますね。
南欧風には、くすんだ水色やネイビーのアクセント。
ヨーロッパの街並みには、建築やストリートにそのような差し色が効果的に存在しています。
家の窓枠が水色にペイントされたいたり、広場のベンチはネイビーだったりと、
オーセンティックな街並みの一部を形成しているのが、この差し色。
駐車場のコンクリートに接している既存のRIBと、
その奥に新設した同じ模様のRIBは、笠木をウリン材で統一しました。
玄関脇も同じデザインです。
縦に凹凸のある造形のRIBと縦格子のフェンスのパターンとのマッチングの妙は、
目から鱗の発見でした。
フェンス脇にはアンティーク調のレンガで階段を新設しています。
土留めとして新設したRIBは既存のRIBの上に積み重ねはしませんでした。
アンカーでの接続は土圧が掛かり土留めとしての強度が不足するため、
セットバックし基礎から新設して積み上げています。
結果として、2列のRIBの間には適当なサイズの植栽スペースを造ることができました。
そこにハーブやヒースなどの特徴的な葉色の草木を植えて彩ります。
グレイのRIBとボルドーのフェンスのみの組合せでは、
双方の質感が混ざり合わずに、どこか違和感を覚えることとなりますが、
間に設けたウリン材の笠木と草木の葉色の効果で、空間に一体感が生まれます。
細部にこだわった庭のデザインが得意なG-landでは、お見積りが無料です!!
ガーデン&エクステリア ジーランド