スタッコ

スタッコが日本の住宅に設置される郵便ポストの1丁目1番地なのではと思ってしまうほど、洗練された機能とデザインを持ち合わせたこのポストが私のお気に入りです。

 

スタッコは軽量なFRP製の郵便ポスト。ディーズガーデンが誕生した初期からかれこれ20年近く作られ続けている定番のポストであり、ジーランドで販売したポストで一番多いのもこのスタッコのはず。

ディーズガーデンは京都にある傳來工房(でんらいこうぼう)で約20年前に生まれたガーデンエクステリアのブランドなのですが、偶然にもジーランドの創業も同じ頃というご縁もあり長きに渡りお付き合いさせていただいております。傳來工房は平安時代に創業され、以来、重要文化財の復元や皇居御用達の仕事、ドイツ・ミュンヘンにあるBMW本社ビルのアルミキャスト外装などを手掛けている日本でも有数の老舗企業として知られています。

 

スタッコのデザインは非常にシンプルで、2つのパーツの組み合わせで構成。郵便物が入る本体は塗り壁、そして上部の蓋はスペイン瓦がモチーフとされています。なんと本物のスペイン瓦から型を取られたと以前教わりました。瓦の色は5色ありどれも可愛いらしいのでなかなか一つに絞りきれません。その中でもカカオとアクアの2色が私のお気に入りです。

 

スタッコは何より使い勝手が抜群。先ず第一に雨水の侵入をシャットアウト。おしゃれな輸入物のポストの中には郵便物がびっしょり塗れてしまうものも少なくありません。これは結構重要なポイントですよ。

 

次に開口が広く容量たっぷり。A4とかA3が入るといったレベルを超越し、スニーカーが1足2足と入ります。容量はランドセルの2割増し程度。

 

更に、蓋が軽いので手を挟んで痛い思いをすることもありません。そして開いた蓋はバフッと軽い音とともに静かに閉まります。

 

そんな万能なスタッコ。鍵付きがあるともっと便利になるのですが。同じ構造のポーチというシリーズには海外仕様に鍵付きがあるそうです。

 

橋村