ジーランドの玄関マット

ジーランドの玄関マットは私にとってのON/OFFスイッチの様なもの。

自分自身のワークとライフを切り替えるスイッチは別なところにあり、若かりし頃はONかOFFかの1択ではっきりしていましたが、近年はクロスフェーダーを操るかのごとく曖昧な状態が平気になってきています。

ジーランドの玄関マット。スイッチが切り替えているのは私の心の外と内のようです。我が家に帰ってほっとするように、それと同じかまたはそれ以上の安らぎを与えてくれる我がジーランドの事務所。マットはその入口にあります。

オリジナルのマットを作ったのは確か2010年。それまでの泉区上谷刈にあった事務所から現在の青葉区川平の事務所に移転した年に作成しました。

デザインは凝りすぎることを避けできるだけシンプルに。春夏秋冬を通じて温かみと清潔感を感じられること。フレンチテイストとエレガンス。それら全ての要素をギュ~っと一枚のマットに詰め込みました。実際に完成したのは2枚。どちらか一方をボツにする事がどうしてもできなかった。

マットのデザインは外構や庭をデザインするのと同じアプローチで作られていますので基本的には同じ匂いがします。ジーランドのデザインにはフォーマットがあり、それは例えるなら楽譜の五線譜。自由に配置した様に映る音符はハ長調だったりニ長調だったりと一定の法則の中で並べられています。外構や庭に於いてはそれがイングリッシュガーデンやインダストリアルスタイルといったデザインスタイルとなります。スタイルの法則さえ決まってしまえば、そこから先はサラサラと流れる様にデザインのイメージが湧いてくるのですが、反対にスタイルの法則にしっくりこないといつまでたっても線の一本も描くことができません。

ジーランドの玄関マットはこれまでに4パターンを作成しました 。経年で色のくすみが気になってくると同じ物を新調し現在で4セット目となります。

どうぞ皆様、ジーランドにご来店いただいた折にはお足元にご注目くださいませ。

 

 

橋村